楽器を立って弾くことを立奏(りっそう)、座って弾くことを座奏(ざそう)と言い、クラシックギターは座奏で弾くのが基本です。座奏にしても椅子に座りながらと、胡坐をかきながらの二通りがありますが、クラシックギターは椅子に座りながらの弾くのが基本です。

クラシックギタースタイル

クラシックギタリストのかまえ

上記の動画は日本を代表する、クラシックギタリストの村治佳織さんです。見た目で最も特徴的なのが大きく足を開き、ギターを斜めに持ってかまえていることでしょうか。本格派クラシックギタリストは大抵、このようなギターのかまえ方になります。その他のポイントを幾つか挙げてみます。

  • 椅子は低目のものに浅くこしかける。
  • 体の重心は少し前よりだが猫背にならない。
  • 太ももは平行ではなく足台で少し上げる。
  • 弦を弾く腕の方はギターに軽く乗せる。
  • サウンドホールは体の中心あたり。
  • ギターヘッドは肩か顔あたり。

クラシックギターのかまえ方を、細かく分けると以上のような感じですが、プロのクラシックギタリストでも、個性的なかまえ方をする人が居られるので、現状が弾き易いかまえ方なら、無理をして直す必要もないかと思います。

ギターと平行な手首
ギターと平行にかまえる手首の写真

手首の角度について

弦を弾く方の手首は真っ直ぐに、ギターと平行にかまえるのを基本とします。そこから少し位なら手首が突き出たり、逆に凹んでいたりしても良いでしょう。ただ、手首をギターのボディにくっつけてしまうのは良くありません。

手の平に生卵

フィンガーピッキングでよく言われるのが、手の平の中には生卵を1つ、軽く握るような感覚で弾くということです。言い換えると余計な力を入れず、リラックスしてフィンガーピッキングするということでしょう。

ポップギタースタイル

ポップギタリストのかまえ

今度の動画はエリック・クラプトンという有名なギタリストで、ギターはクラシックギターを使っておられますが、ギターを斜めには持ってはおられず、よく見られるギターのかまえ方だと思います。このようにクラシックギターでも、ポップギタースタイルで弾く人も多いです。

足を組んで弾く

ポップギタースタイルで弾く場合は、どちらかの足を組むと弾き易くなると思います。しかし、足を組みながらの長時間演奏になると、体への負担が思ったよりあるので、足台があれば使うと良いでしょう。また、ギターレストというサポート器具もあり、体への負担もグッと楽になるのでお勧めです。

このページのまとめ
  • クラシックギターは椅子での座奏が基本。
  • クラシックギタリスト専用のかまえ方がある。
  • 体の負担を考えるとギターレストが最良。