メキシコ民謡が元のラ・クカラチャは、何となく耳にした事のある曲かと思います。ここではコードを3つだけに絞りましたが、曲調を跳ねるリズムにアレンジしているので、メロディラインを弾くのに戸惑う人が多いかと思います。因みにラクカラチャは、ゴキブリという意味です。

ラ・クカラチャ(ソロギター)

大きな譜面を開く
ラ・クカラチャ(ソロギター1~9小節目)
ラ・クカラチャ(ソロギター1~9小節目)の譜面

コードDを押さえる

1小節目はタブ譜に表記してある押弦でも良いですが、メロディがコードDの押弦と同じなので、最初からコードDを押さえておいても良いでしょう。また同じコードDでも、バレーコードを利用したコードDで押さえる人の方が多いかと思います。

大きな譜面を開く
ラ・クカラチャ(ソロギター10~18小節目)
ラ・クカラチャ(ソロギター10~18小節目)の譜面

連続するピッキング

この曲で難しいのは押弦よりも、10・12小節目で見られるような、同じ弦を連続してピッキングする場合かと思います。どれが正しいピッキングというのはないので、自分の得意な指だけを使うのも良いですし、人差し指の人差し指の記号と中指の中指の記号を交互に使うピッキングでも問題ありません。

ラ・クカラチャ(伴奏)

大きな譜面を開く
ラ・クカラチャ(伴奏1~9小節目)
ラ・クカラチャ(伴奏1~9小節目)の譜面

2度目はカッコの×2を弾く

2・6小節目はカッコで×2としてありますが、これはリピート記号で戻ってきたら、2度目はカッコ×2の中を弾くという意味です。譜面の省略方法として稀に使われる事があるので、覚えておきましょう。

大きな譜面を開く
ラ・クカラチャ(伴奏10~18小節目)
ラ・クカラチャ(伴奏10~18小節目)の譜面

ベース音だけの伴奏

12・16小節は他に比べると地味な伴奏で、16小節目に至ってはベース音だけしか鳴っていません。こういう伴奏が効果的な場合もあり、コードの音を全て使わないといけない、という事もありません。

記事終了
このページのまとめ
  • ラ・クカラチャはメキシコ民謡でゴキブリを意味する。
  • 同じ弦を連続する時のピッキングは自由。
  • 伴奏はベース音だけになる時もある。